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「チューブラーベルズ」

マイク・オールドフィールド

TUBULAR BELLS / MIKE OLDFIELD
   
やっぱり、これから入りましょう。マイク・オールドフィールド。
   
マイクの最初のレコード。A面一曲、B面一曲。映画「エクソシスト」でも使われたイントロ。
    
何気ないきっかけで聞いたこの曲にどれほど影響を受けたでしょう。印象的なメロディに導かれて始まるストーリーは二十年後の「〜II] 、その後の「〜III]へと引き継がれていきます。
   
楽器の弾けない僕ですが、マイクみたいにギターが弾けたらと何度思ったことか。
 
なんだ、思い込みが強すぎて何も書けないや。マイクに関してはまた今度ね。
 

 

「ミレニアム・ベル」
 
マイク・オールドフィールド
  
   
   
  

THE MILLENNIUM BELL / MIKE OLDFIELD
   
さぁ書くぞっ!
M-1を聞いての第一印象はずいぶんアディエマスだなぁ、聞き進んで行ってもマイクと言うよりディープフォレストだなぁ、なんだけど、だけどやっぱりマイクなんだよなあ〜。なにぶん「チューブラーベルズ III」「ギターズ」に比べて、ギターの音があまりしないのが理由なんだろうけど、各曲でチラチラ聞こえるギターがまぎれもなくマイク・オールドフィールドだよね。
   
キリスト生誕から2000年まで、時間と空間を音楽で飛び超えるこのアルバム、まったくもって成功していると思う。アフリカンドラムが鳴るから黒人奴隷の歴史が思い浮かぶのか、アンネの日記を朗読しているから第二次大戦なのか、そうではなくてやっぱり楽曲がその光景を思い起こさせる。アメイジング・グレースを引用したM-4を聞くと、ミシシッピ川を進む奴隷船の上で力強く歌う黒人達の姿が目に浮かぶ。ほんとマイクの才能にはため息が出る。
   
このアルバム、MIKE OLDFIELD REVIEWのハセガワさんのコメントとほぼ同じ感想なんだけど、そのハセガワさんの書いている通り、若干ボリュームは少なく感じるよね。2千年が一気に過ぎちゃうんだから。少し慌てたかなという気もする。
   
それにしても、これほどマイクが外(の人)に向かってアルバムを作ったのは初めてじゃないかな?ふっきったと言われる「呪文」、社交的になったと言われる「プラチナム」、ポップな「クライシス」「アイランズ」「アースムービング」、「TB II」や「遥かなる地球の歌」も、今にして思えばかなり独自のというか、内に向かった音楽だったと思う。「TB III」は怒りの感情、「ギターズ」は独り言、「ミレニアム〜」は地球的、人類的歴史と随分違うよね。
    
個人的にはミレニアムは全く関係ないというか意識してないけど、2000年の夜明けにミレニアム・ベルを聞けた人達がうらやましい。去年の年末にミレニアムって騒いでいた日本からこんな作品(音楽に限らず)が出てこないのは、"う〜ん" だよなぁ。
   
それにしても、マイクほどアルバム毎に新しい試みをする人ってそうそういないよね。CDになれば全1曲とか、自分で歌ってみるとか、CD-ROMをおまけに付けてみるとか、いつも何かやっている。今回はM-6のオーケストラ、一度完全オーケストラアルバムを出すのもいいかもしれない。ちょっと聞いてみたい。
   
アルバムの曲から話がはずれちゃったけど、M-11の一気に過去から未来へ飛ぶ所は本気で鳥肌が立った。鐘が鳴って終わりかな?と思わせておいてからギターを弾きまくるのにニヤッとしてしまう。ラストのラストでマイクのギターが弾けるところは最高〜っ!!この数秒だけでも買う価値がある。
 '00.2.3.
気がついたんだけど、二千年の歴史を音楽で辿るこのアルバム、アジアがどこにも出てこないんだよね。まぁ、ミレニアムはキリスト教圏で有効という事なんだろうけど、マイク自身にアジアに関心がないんだろうね。だってM-2はインカだから。
'00.2.22.

 

「ラダー」

イエス

THE LADDER / YES
   
前作「オープン・ユア・アイズ」の印象から、イエスもとうとう形だけになったかなあと思っていたなか、このラダーの雑誌広告を見たらプロデューサーがB.フェアバーンと書いてあった。
   
B.フェアバーン?いくら売れ線を狙うとしたって、フェアバーンと言えば、エアロスミスかボンジョビかってな訳で、頼んだイエスもイエスだけど、受けるフェアバーンもフェアバーンだなと、まず思った。ところがところがビックリ、M-1のKeyソロを聞いて、わぁ、これはかっこいい!それに何と言ってもジョン・アンダーソンの声!前作とはやる気が違う。ほんとうにこの声はすごい。
    
M-2のイントロも懐かしさを感じるし、J.アンダーソンが良くやる手だけど、M-4で聞こえてくる♪We Have Heaven〜♪の声やM-11の「アイブ・シーン・オール・グッド・ピープル」を思わせるコーラスなど、分かっていてもニヤッとしちゃう。それにクリス・スクワイヤのベースがうねるとホンとかっこいいんだよね。
    
ここ何作かの中では一番良かった。フェアバーンが良かったのか、コロシェフかシャーウッドが良かったのか分からないけど、ひょっとしたらS.ハウは次作では居なくてもいいんじゃないか・・・なんて思ったりして。だけど次は誰にプロデュースを頼むかなあ。
    
一番好きな曲はM-7の「トゥー・ビー・アライブ」でした。
     

 

「ヘヴィー・ジャズ」

ペッカ・ポーヨラ

HEAVY JAZZ / PEKKA POHJOLA
   
ペッカ・ポーヨラはもちろんM・オールドフィールドがきっかけで知りました。「マーセーマティシャンズ・エア・ディスプレイ」が初めて聞いたアルバムで、結構いいなぁ位の感想だったけど、4〜5年位前に青山に来たので、マイクと一緒に演奏したことのある人を見てみたいという理由で行きました。
   
ライブ前に知っていた曲はアルバム一枚分と他に数曲しかなかったのでちょっと不安だったけど、ものすご〜く良いライブでした。以来アルバムを買って聞いていくとドンドン好きになって行って今では大ファンです。
    
この青山でのライブのメンバーが参加した「チェンジング・ウォーターズ」、「タゲリ鳥の不思議な旅」は、何度聞いても飽きないアルバム。フィンランドの人だけあってその音楽からは澄んだ冬の青空が思い浮かびます。厳しくても清々しい青空。
    
さて、やっとこのライブアルバムについてだけど、なんと言っても目玉はDISC-2、M-4「リスト」。青山のライブで初めて聞いたこの曲、イントロの繊細な感じから中盤の盛り上がり、ラストの締めくくり方まで、あの日以来忘れられない!。他にD-2-5やD-1-3等、ライブで聞いてから好きになった曲が入っているのがうれしい。
    
でもこのアルバムでしか聞いた事がない、D-1-1、2の連続技はぜひ生で聞いてみたい!特にM-2はメチャメチャかっこいいっ!この曲を使ってカーチェイスシーンを撮ったらハマると思うんだけどなあ。
    
欲を言えば、せっかくCD二枚組なんだからもっと目一杯入れたら良かったのに。「ニュー・インプレッショニスト」入れて欲しかった。
    
’98年にも渋谷に来たので、喜んで行ったけど「リスト」はやってくれませんでした。でも「タゲリ鳥〜」の中の超大作「平凡な音楽」をやりました。良かった。
    
青山の時「チェンジング〜」のジャケにメンバー全員のサインを、渋谷の時は「タゲリ鳥〜」のジャケットに全員のサインと、更にペッカとDm.のアンシと写真を撮りました。うれしかったよ〜。
    

 

「ホールド・ユア・ファイアー」
 
ラッシュ

HOLD YOUR FIRE / RUSH
     
ラッシュをプログレに入れるかハードロックに入れるかは難しいところだけど、(そもそもジャンル分け自体難しい。レコード屋で探していて、訳分かんないコーナーにあるとホンと困る。でも分けると便利だよね。)やっぱり気持ちプログレかな。
   
ラッシュのファンと言う人には会った事がないけど、普通のファンはどの辺に思い入れがあるんだろう。僕にとっては「パワー・ウインドウズ」「ホールド〜」「新約神話大全」「ロール・ザ・ボーンズ」辺がラッシュそのものって感じです。解説とか見るとこの頃って無視されてるみたいだけど・・・。
    
「パワー〜」の「ザ・ビッグ・マネー」、「新約〜」の「クローサー・トゥ・ザ・ハート」、「ロール〜」の「ブラヴァード」なんかは特に好きだけど、この「ホールド〜」の「プライム・ムーヴァー」がとっても好き。♪どんなことも起こりえる〜。本当に目が覚める思いのする歌詞。
    
ちょっと話がずれるけど、ビデオ「新約神話大全」は今まで見たロック物ライブビデオの中で一番の傑作だと思う。撮影、演出がファンの気持ちを考えていると言うか、スタッフもファンなんだろうなと思わせる内容。
    
他のバンドのライブビデオがただステージを撮っているだけか、逆に過剰な演出で見てられないのに比べて、この「新約〜」はすごーく臨場感がある。だって見ていて画面に合わせて、思わず手を振り上げちゃったもん。
    
一度、ライブに行ってみたい!
     

 

「ウインドウ・オブ・ライフ」

 
ペンドラゴン
WINDOW OF LIFE / PENDRAGON
     
いきなりこう書いちゃ元も子もないけど、ペンドラゴンはあまり人に奨めるバンドじゃないと思う。パッと聞いた感じではイントロや間奏がダラ〜っとしていて、ピンと来ない気がする。でも何かのきっかけで気になり始めたりすると、プログレ特有の深みにはまってしまう。
    
ペンドラゴンってあんまりプログレっぽくないけど、やっぱり一応プログレかな?ところで、僕がペンドラゴンを気にし始めたのはジャケットかもしれない。このアルバムの前の「ザ・ワールド」、後の「仮面舞踏の序曲」、そして「ウインドウ〜」のジャケットを書いたのはサイモン・ウィリアムズという人。どんな人かなんて知らないけど、こういう色んな要素がある絵って好きなんだよね。基本的に三枚とも曲のタイトルや詞の内容を絵にしているけど、なかでもこの「ウインドウ〜」の絵が一番好き。月の中で抱きあう二人や、死んだ男がつばめになって飛んで行く絵はとてもいい。
    
ジャケットの話ばっかりになってしまったけど、曲の方も、さっき書いたイントロや間奏を許せるようになれば、全曲好きになれると思う。M-2の♪Your Eyes Your Eyes〜♪のコーラスが好き。M-4パート2の「パラダイス・ロード」のハードな展開(あくまでペンドラゴンにしては)も堪らない。M-5のサビのコーラスもとっても気持ちいい。英語も簡単だから一緒に歌えるし・・・。
     
ペンドラゴンは「ザ・ワールド」から「仮面舞踏の序曲」までの三枚は本当に好き。どのアルバムもどこか物悲しい雰囲気がする、でも力強さもある。曲を聞いて、ジャケットを見て、自分なりにいろんなストーリーや感情を思うことができる。
'00.6.6.
  
 
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